野菜に含まれる栄養素とその役目

野菜は昔から健康に良いといわれてきました。

実際、たくさん野菜を食べることで生活習慣病のリスクが下がる、という研究結果があります。

現代の日本人は食生活が乱れており、野菜不足が慢性化しています。

厚生労働省が発表している野菜の目標摂取量は1日に350g以上ですが、これをクリアしている人はかなり少ないと考えられます。

特に大学生や未婚の男性など、自炊をしない人の野菜不足はかなり深刻な問題といえます。

野菜不足になるとビタミン・ミネラル・食物繊維が足りなくなり、体の免疫力が低下します。

ガン・糖尿病・動脈硬化・高血圧・肺気腫などに代表される生活習慣病が増加している現代において、野菜の存在は重要な役割を持っています。

野菜に含まれている栄養素とその働きは以下の通りです。

ビタミンA

緑黄色野菜に多く含まれている栄養素です。

肌・髪の毛・内臓・目・爪の粘膜を守る働きがあります。

人参・モロヘイヤ・小松菜などに多く含まれています。

ビタミンB

B1は筋肉・心臓・神経を正しく働かせる役目があり、不足すると神経の麻痺が起こることもあります。

豆苗・とうもろこし・サツマイモなどに多く含まれています。

B2は細胞の再生を助けたり、粘膜を健康に保つ働きがあります。

不足すると口内炎や角膜炎の症状を引き起こしやすくなります。

キノコ類・モロヘイヤ・パセリなどに多く含まれています。

他にもビタミンB群にはB6・B12・葉酸・ナイアシン・ビオチン・パントテン酸があり、それぞれ重要な役割を担っています。

これらのほとんどが体内に蓄積できない栄養素となるので、バランスよく定期的に摂取することが必要となります。

ビタミンC

免疫力を高めたり、コラーゲンを生成するなどの美容効果があります。

また、発がん物質を取り除く効果も期待できます。

ブロッコリー・ピーマン・ほうれん草などに多く含まれています。

ビタミンE

抗酸化作用があり、老化を予防する働きを持っています。

ビタミンA・ビタミンCと一緒に摂取することで効果を上げることが出来ます。

ブロッコリー・カボチャ・モロヘイヤなどに多く含まれています。

食物繊維

食物繊維には水溶性と不溶性の2種類があります。

水溶性食物繊維は、小腸で栄養を吸収するスピードをゆっくりにしたり、腸の活動を活発にさせる働きがあります。

肥満・糖尿病・脂質異常症の予防に役立ちます。

こんにゃく芋・ごぼう・ブロッコリー・モロヘイヤに多く含まれています。

不溶性食物繊維は腸内に溜まっている有害物質を排出する働きがあります。

便秘や高血圧、更には大腸がんになるリスクも下げてくれます。

レンコン・タケノコ・枝豆に多く含まれています。

カルシウム

歯や骨を丈夫にする働きがあり、不足すると骨粗しょう症になる確率が上がってしまいます。

小松菜・モロヘイヤに多く含まれています。

赤血球をつくるために必要な要素であり、不足すると貧血を起こしやすくなります。

大根の葉っぱ・ほうれん草などに多く含まれています。

カリウム

体から不必要なナトリウムを排出する役割を持っています。

摂取することで高血圧を防いでくれます。

小松菜・ほうれん草・カボチャ・タケノコなどに多く含まれています。

これらの栄養素が含まれる野菜を毎日しっかり摂取すれば、様々な病気を予防することが出来ます。

忙しいとスーパーの惣菜や冷凍食品に頼りがちになりますが、将来の健康のためにも自分の食生活を見直し、しっかりと野菜を食べるよう心がけましょう。

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